
2009年7月26日-ドニントン(イギリス)
MotoGP第10戦イギリスGPが開催された。この日のドニントンサーキット上空は厚い雲に覆われ、天候が安定しないイギリスらしい天気。朝のウォームアップセッションは、ウェット路面で、LCRホンダMotoGPのランディー・ドゥ・プニエは5位と好調だった。決勝を迎える15時半は、路面こそドライだがいつ雨が降ってきてもおかしくはない天候。
ドゥ・プニエは、10番グリッドからまずまずのスタートを切り、1周目を8位で終える。その後は、安定したタイムを刻みながら、エリアス、ロレンソの転倒もあり、ペドロサと3位を争う。雨も降り始める中、ロッシが転倒してからは、最終ラップの最終コーナーまでエドワーズと2位を争った。惜しくも2位は逃したものの、チームにとっても自身にとっても、待望の3位表彰台を手に入れた。
これで選手権ポイントも74ポイントになり、ランキング8位に上昇。MotoGPは次戦8月16日のチェコGPまで少しの夏休みに入る。
■ランディー・ドゥ・プニエ-3位
僕もチームも夢のようだ!精神的にタフなレースだった。スリックタイヤを選択していたが、コンディションはかなり悪かったのでグリッドでは神経質になっていた。スタートは決まって、1周目からアグレッシブに攻めた。レースが落ち着くと順位は6番手で、前のライダーとの差が結構あったので、危険をおかさずにペースを保とうと考えた。 しかし、そうこうしているうちに、前のエリアスは転び、ペドロサもマシンの調子が悪そうでタイムが落ちてきたのでチャンスを逃さずに抜いた。その後、数周にわたってバトルは続いたが、僕のマシンの方が少し速かったので、前に出ることができた。そしたら、自分が3位を走っていることに突然気付いた。ロッシがクラッシュして、2位に上がったが、路面がよほど滑りやすいという警告ととり、集中して走った。
エドワーズに追いかけられたことで、自分も前のドヴィジオーゾとの差を詰めることになったが、時は既に遅すぎたうえに深追いは危険と判断し、自分のポジションを守るようにした。最終ラップの最終コーナーで抜かれてしまったが、3位という結果は、本当に嬉しい。僕を支えてくれた皆、とくにルーチョにありがとうと言いたい。ついに、素晴らしいこのときを一緒に迎えることができ最高の気分だ。
決勝レース結果:
1位 A.ドヴィジオーゾ(ホンダ)
2位 C.エドワーズ(ヤマハ)
3位 R.ドゥ・プニエ(ホンダ)
4位 A.デ・アンジェリス(ホンダ)
5位 V.ロッシ(ヤマハ)
6位 J.トスランド(ヤマハ)
7位 M.メランドリ(カワサキ)
8位 N.カネパ(ドゥカティ)
9位 D.ペドロサ(ホンダ)
10位 M.カリオ(ドゥカティ)
11位 L.カピロッシ(スズキ)
12位 G.タルマクシ(ホンダ)
13位 C.ヴァーミューレン(スズキ)
14位 C.ストーナー(ドゥカティ)
15位 N.ヘイデン(ドゥカティ)
リタイヤ
J.ロレンソ(ヤマハ)
T.エリアス(ホンダ)